Snow Peak/キャンパーズキッチンボックスCK-2 改

kaka

2009年10月20日 01:23



95年ぐらいのSnow Peak迷走時代(勝手にそう呼んでいますが)の迷品。
キッチン関連をオールインワンにし、運搬ボックスとフィールドでの作業台を兼ねるという実験的な試みは、すざまじいお値段とともにこの商品一つで消えました。その後はご存知、膨大なユニットパーツの組み合わせによる無限のシステムキッチン化へと移行していくのです。終わりなきユニット収集にハマって、気がついたら自宅のダイニングキッチンよりも豪華でカッコ良いキッチンになるのだけは避けようと、物欲に駆られる自分に言い聞かせ、なんとかこのボックスを利用して、小さな「ままごとキッチンセット」を目指すことに。



前から使っていたユニフレームのCB-8000Fフラットツインとのサイズもピッタリだったので、こいつをボックスにセットしたまま、そのうえにキッチン用具やスタンドを入れて、これだけでキッチンセットを納めるように工夫してみています。
フィールドに到着したら、スタンドを組み立ててガッバっと箱を開けばキッチンは即始動OK。自分がテントを張っている間にもう妻は調理の準備に入れます。撤収はそのまま箱状に戻し、洗ったキッチン用具を放り込めば車に積み込めます。
面倒なキッチン周りの撤収がすぐに終わります。






シンプルにできるだけ道具は少なく、でも車を使うんだから不便はいやだねえという我が家のキャンプ指向を絶妙に体現した象徴的な道具と言えます。「低規格」なキャンプ場を好む我が家にとっては、リヤカーや台車による運搬もつきもの。そういった場内での移動でも、アイテム数を減らすのに役立っています。

元々の金属ハンドルの取り付け位置がどうにもこうにも痛い。なんでこんなところに付けたんだろう?というところが迷走時代(しつこい?)の証拠かも。
レザーのハンドルを自作して、積み降ろし時のためのストラップも付けました。
キッチン道具満載だと20M以上担ぐのはしんどいので、このハンドルとストラップで、とにかく手早くリヤカーや車に載せかえます。
このボックス、まだまだ奥が深くてやりたいことがあるので、出来上がったらまた報告します。


あなたにおススメの記事
関連記事