とても古いスチールベルト。なんだか見た事のないカッパー色(れんが色?)です。
色が気に入って使っているけど、別にオールドCOLEMANマニアではないので、ロゴがどうのとかは分かりません。
問題は性能。はっきり言って格好だけで、友達が持っているホームセンターの現行クーラーボックスのほうが保温能力が高い。
だからといって、青や赤のプラスチックだけは許せないので、保温能力を少しでも高めるために無理矢理の工作。
断熱材で内張りをめぐらし、パッキン部分も強化したら、なんとかかんとか21世紀の性能に追いついた感じ。
いや、元の性能からすると飛躍的に伸びたと思います。
まだ暖かい秋口のキャンプで、朝入れていった保冷剤が、次の日の夜のキャンプファイアーでもまだうっすら冷たいです。
ホームセンターで断熱素材(レジャーシートみたいな)ものを買ってきて工作です。
フタの内側はしっかりと貼り込んでいます。
一番大事なのは緩いドアのしまり具合。これもサッシのすきま風を防ぐためのシーリングテープで一周をぐるり。
本体内部の内張りはあえて貼り込んでいません。入れたもので押さえられることと、キャンプサイトで中に溜まった水を捨てることが多いので、取り外しが簡単な方が便利です。
どうせ手を加えるならばと、前からやりたかった別件にも着手。
いちいち中の飲料を取り出すために、フタの上に置いたものを移動させる作業をやめるため、サイドテーブルを取り付けました。
COLEMANの2バーナー用のアルミサイドテーブルをちょっと改造して出来上がり。
簡単な加工で100倍便利です。パッキン部分にも断熱材を貼ったので、テーブルの金属金具でできる隙間も埋まります。
クーラーボックスのサイドテーブルって、どうしてどこも製品化しないのでしょうか?
ぴったりハマるので、フタの開閉でトレーが外れる事故もなし。
3枚付けてもフタの開閉には問題ありません。ただスッキリ感がないからあまりやりません。
コールマンの2バーナーオーナーならきっと必ず持っているアルミサイドテーブル
カクカクと曲がっていた金属の板を、ハンマーで叩いてペッタンコにして、
ペンチや万力で曲げながら、スチールベルトの本体のRに合わせるだけ。
クーラーの縁に傷がつくのを避けるために、今はこの金具プレートの内側に、薄いウレタン素材を貼ってあります。
支持棒がもともと付いていた取り付け穴を、後ろに移動させてみたら、しっかり支えてくれる支持棒になってくれました。
この棒の押さえのおかげで、重いビールもジュースも支えます。サクッと引っ掛けて装着し、使わないときはすぐに外せます。