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2009年11月07日

Snow Peak/火ばさみ 無名の火吹き竹 

Snow Peak/火ばさみ 無名の火吹き竹です。




火ばさみは、何かもっといい雰囲気のものはないかと、今だ探しています。
我が家のキャンプの場合、一番長く楽しむのは結局「焚き火」。その時間ずっと使って手で触っているのは「火ばさみ」ということで、大事にしなければならない道具。暖炉(ファイアープレイス)用のものを欧米のサイトで探ってみたり、掃除用具の国内外メーカーを探したりしましたが、いいものはまだ見つかりません。結局そういう脇役を本気で作っているのは、Snow Peakだという事です。
しかしながら、あの重量級「焚き火ツールセットPro」は重すぎて疲れます。暖炉用のものも、大抵はああいった鋳造製が多いので、選択肢から外れます。


で、今使っているメインはこのSnow Peakの炭ばさみです。この焦げ茶色の製品は”ぶんぶく”を買った時に付いていたオマケだそうで、必要ないという人から買いました。ステンレスの本体部分にちょこっとブランドロゴが入っていますが、いずれ取れてしまうでしょう。


市販の同タイプは、このようなSnow Peakお得意の「竹」ハンドルです。ボコッと焼押されたロゴが現行品らしさか。


そのほかにもキャンプ屋さんで最初に買ったビニール製ハンドルのものも使ってみていました。比べた写真が下ですが、それほど代わり映えはしません。使い勝手も似たようなものなので、好みに照らし合わせて”ぶんぶく”のオマケに落ち着いています。ケース付きだったので、収納にも便利。





火吹き竹は黒竹のもので、民芸屋さんにも売っているもの。自分でも作れますがとても軽くて短めだったので、購入して火ばさみのケースに同封しています。

ちなみに肝心な「焚き火台」そのものもいろいろと模索中ですが、Snow Peakの焚き火台が一番いいみたいです。Mサイズが我が家のサイズ。











  
タグ :Snow Peak


Posted by kaka at 17:16Comments(4)焚き火の道具

2009年11月07日

DEAN&DELUCA/レザーナプキン

小ネタ続きです。これはDEAN&DELUCAのレザーナプキン。



道具を少なくしたいので、鍋敷きと鍋つかみを兼ねてもらっています。それなら雑巾ですべて兼ねればいい話ですが、「雰囲気と質感」も持ち出したい道具の一要素。ここはがんばって入れておきます。バックスキンの色合いと柔らかい風合いが、テーブルにも似合うので気に入っています。

  
タグ :工夫


Posted by kaka at 16:43Comments(0)その他の道具

2009年11月07日

COLEMAN/アルミのパタパタ??

秋はお仕事のシーズンなので、小物紹介を。

COLEMAN製の「アルミのパタパタ??」と呼んでいるものです。



何に使うのかはよく分からなかったのですが、雨男で、メインテントの前室が十分な広さではないため、テント入り口の靴脱ぎ場として使っています。日本の玄関の「あがり」というやつです。玄関の前がドロドロにぬかるんでいても、これがあれば結構助かります。つまらないちょっとした工夫の紹介でした。



まあまあ小さくなって軽いので、道具箱の端っこ放り込んでおけます。
  
タグ :COLEMAN工夫


Posted by kaka at 16:37Comments(0)その他の道具

2009年10月31日

HOLIDAY ROAD/ COCO Type-F 比較

COCOと、Kermit(バーガンディー)です。

うまく色が伝わるかどうか分かりませんが、カーミットのバーガンディーカラーよりも、少し落ち着いた濃いめの赤です。いい色だと思います。



COCO は座面の角度が4段階に変えられます。この角度がいちばんカーミットに近い角度です。
COCOとKermitのサイズはそれぞれ下記のとおり。実測してみたので、公表サイズとは少し違います。

フィールドローチェアーCOCO Type -F

*使用時 H86 × D54 × W45(cm)
*座面高さ 前部24cm、後部21cm
*収納時 H8 × D20 × W54(cm)
*重さ 約2.9g

Kermit Chair

*使用時 H66 × D53 × W54(cm)
*座面高さ 前部30cm、後部23cm
*収納時 H12 × D16 × W56(cm)
*重さ 約2.4g


収納サイズは数字通り、少しだけカーミットが長いですが、印象はほぼ同じ。何か収納ケースに入れたら、きっとCOCOの方が幅広くみえるでしょう。



座面の幅と、高さの見た目です。数字ではカーミットの方がゆったりしていますが、アームレストが無いぶん、ガバッと脚を広げられるのはCOCO のほう。カーミットで脚をアームレストに乗っけて、ぐだ〜っとしてるのも好きですが。



座面角度です。COCOはかなりフラット。カーミットの座面の急勾配は、その座りやすさの特徴でもあります。お尻が深く沈む感じがカーミットの良さですから。
お尻の一番沈んだ部分と地面との距離を測ると、COCOは15センチ、カーミットは19センチでした。印象としては、背中ごと向かい入れてくれるカーミットの感じとは違いますが、COCOのほうも座面がお尻をほどよくホールドしてくれる感じがしました。


アルミな質感とディティール

パーツやジョイントは、きちんとしています。


COCOの全体感としては「おすすめ出来るイス」だと思います。とても座りやすく、4段階のリクライニングは、それぞれ使い勝手がありそうですし、なによりも日本の町工場で、しっかりと作られている心のこもったプロダクツだと感じました。
ローテーブルで食事に適したポジション、読書に適したポジション、昼寝のポジションは、よく考えられた角度で、ヘッドレストを使って、最大角までリクライニングすれば、ほんとうに気持ちよくお昼寝できました。ヘッドレスト有りと無しのモデルがありますが、僕は断然有りのモデルをおすすめします。



ヘッドレストの2段階。


お昼寝ポジション。いい角度。脚を投げ出せば、かなりぐっすり眠れます。


僕は地ベタよりは少し高めのロースタイルを好むので、BYERのメインラウンジャーや、他社の低めのイスを試しつつ、カーミットチェアーに落ち着いていたわけですが、それとは別に、車の荷室が狭いために、荷物を減らしたいという目標も進行中です。そのために、一つの機材にいろいろなことを兼ねてもらう事を次のミッションにしています。かつては食事はカーミット、食後のごろ寝や読書はぺノブスコットグライダー、もしもの時に予備のイス、、、と、人間の数よりもイスが多いというのは是非やめたい。

そこで現れたCOCOですが、う〜ん、機能は100点。デザインや素材感は50点、平均すると、所有欲の度数としては75点か。
なんかこう、よく出来ているけれど、機能のためのデザインが見せてくれる美しさみたいなものはなく、単に真面目な子って印象。カーミットやBYERって、どこか隙があって愛せるところもあります。

これからしばらく使ってみて、どうすればもっとカッコ良くなって、どうすれば少しは所有欲の度数が上がるか考えてみます。
いっそ、キャンバスの座面を革に替えたりしようかな。プラスチックの部品だけは、アルミの削り出しのパーツぐらいには交換したいなあ。

うわっ、かっこいいイス!!って感じで、見た目で食いつき、質感にフムフム、座ってみたらお尻も惚れた「カーミット」。COCOとの付き合いはこれからですが、フィールドに持ち出したら、便利すぎて手放せなくなるかも知れません。







  


2009年10月31日

HOLIDAY ROAD/ COCO Type-F

東京荒川区のホリデーロード社製、フィールドローチェアー「COCO Type-F」。

なんともゆる〜い社名と、ピクリともそそられないネーミングに、ずっと買うのをためらっていたのですが、なんとなくその照れの裏には、実はものすごいクラフトマンシップが隠れているのでは?と思い、とうとうクリック。届いたのでさっそく即席レポートです。
もしかするとこの「世界一小さいアウトドアメーカー」のCOCOが100年は安泰と思われていたイス戦争の勝ち残り王者「カーミットチェアー」の座を脅かすかもしれません。

ホリデーロードさんはこちら。http://www.geocities.jp/holidayroad_s/


ケースはなし。なにかで代用できそう。とりあえず最小がこのサイズ。右カーミットとの比較です。


イスの構造がよくわかるアングル。詳しい組み立て方法は他でも紹介されていたので割愛します。

初めて組み立てた印象では、このFタイプにしかない「脚の折りたたみ」の箇所が、少しやりずらかったです。奥様はこの部分で手が痛くてリタイアか。オートキャンプなら、この脚が折れる折れないのサイズ効果は影響ないと思うので、組み立てが一工程少ないノーマルのCOCOでもいいかと。そのやりづらい部分の連続写真です。

板バネで手を怪我しないようにポッチをグッと起こして



このバネポッチをよけている間に、脚の半分を回転させるのがちょっと難しい。



脚を伸ばしたらパチンとはめます。この説明写真は、脚を回転させずに、バネポッチだけを見せています。



慣れれば組み立ては20秒とのことですが、のんびりキャンプにはそんなことはどうでもいいです。まあ1分ぐらいでなんとか形に。
それよりも、このアルミな質感を差し引いてまでも期待するのは、リクライニング&ローポジション具合。



完成。まあノーマルな読書ポジションか。リクライニングの4段階それぞれが、何かに使えそうなポジションなので、いい感じ。







お昼寝ポジション。けっこう気持ちのいい角度です。組み立てて寝転んで初昼寝。ここに期待していたので、とりあえず嬉しい。


気に入っているパーツ。ヘアラインと刻印がきれい。手ばさみ防止のカバーもカチッとハマる。


気に入らないパーツ。まあこれしかないのでしょうが、どうしてもホームセンターの組み立て家具みたいなプラキャップ。
日本の町工場のクラフトマンシップをこういった捨てパーツにこそ見せてもらいたいもの。これだけユニークで、機能充実なチェアなのに、モノマニア系の間で支持されない理由なのかも。既製のアルミ角パイプもなんとかならないかなあ。どうせ最初から価格は高めなんだから、ここから少々上がっても、このチェアーを買える人ならむしろディティールにお金を出したいと思うはず。

あとでカーミットとのサイズ比較などやってみます。





  


2009年10月31日

BYER/ MR Anarcho chair

BYER社メインラウンジャーの貴重なMountain Research(MR)別注モデル。MR現行の国産間伐材100%国内生産バージョンの原型です。BYER社のメインラウンジャーは他にも持っていますが、青や緑が気に入らずに張り替えています。このMR版は生成りのキャンバス色なので気に入っています。今は亡きアメリカ生産のメインラウンジャー、当時でもギリギリの別注だったことでしょう。プリントはアナーキーな「A」ロゴバージョンではなく、"Sorry, for Mountaineers only"のバージョンに。ゆったり読書な貧弱キャンパーなので、Sorryはこっちです。



もちろんBYER社100%の出来映え。生成り生地は意外に汚れも目立ちません。まあ最悪泥がついても似合う質感。


「General」なResearchを経て「Mountain」なResearchに絞ってきたMR。そのうち本業の服も作らなくなっちゃって、「Global environmental 」を精神的にresearchするために、いつかブランドごと旅に出てしまうんだろうか? おしゃれなアウトドアブランド♡なんて近づきすぎたら、大事なところを噛まれてしまうかもしれない。気をつけよう。


オリジナルカラーと同じポケットも。このポケットって使ってる人いますか?メインラウンジャーのデザイン上、どうやったって一回立ち上がらないと、ポケットには触れません。横に並んだら、隣の人の背中を借りましょう


  


2009年10月29日

四尾連湖 水明荘キャンプ場/山梨県 ☆☆☆

四尾連湖 水明荘キャンプ場/山梨県
くわしくはこちらhttp://www17.plala.or.jp/suimeisoushibire/

東京からの近場のキャンプ場。都心から中央道経由で2時間ちょっと。
四尾連湖(しびれこ)は山の深いところにある一周1キロちょっとの小さな湖。その湖畔にある小さなキャンプ場です。



車がサイトに乗り入れできないタイプのキャンプ場なので、湖畔の山荘「水名荘」に駐車し、手続きを済ませたら、四尾連湖名物「一輪車湖半周レース」のスタートです。500mほど荷物を載せた小さな一輪車を押して、時にはぬかるんだ土の細い周遊道を通って湖の反対側へ。これがかなりの重労働。荷物の少ないうちでもけっこう疲れます。一休みしてからテントを設営する感じです。小さなお子さんのいるファミリーキャンパーには向いていないと思うので、うちには好都合。

物量系のキャンパーや大所帯のファミリーは、本当に何度も往復せねばならず、おとうさん達が気の毒になるほど。半日ひたすらに往復し続けている大家族を見た事もあります。この作業を経て一泊で帰るのは、はっきり言ってもったいないです。スノーピークやコールマンなどのフルセット系の方々はご用心。
しかしながら、そういう低企画さ加減のおかげで、それほど混んでいることはなく、自然も適度に守られていて、ほんのりと気持ちの良いサイトです。もちろん平日などはガラ〜んとしています。一度シーズンにボーイスカウトの集団に遭遇し、早朝から朝礼やら合唱、夜は花火やらで賑やかでしたが、そういう貸し出し状況は事前にチェックしたほうがいいいでしょう。(余談ですが、ボーイスカウトって、大人も沢山いるのに、キャンプ場の真ん中で大騒ぎしながらも、誰も挨拶に来ないのですね。隊によるのでしょうが、ロープワークよりも先にあいさつを子供に教えましょうよ。)


湖畔のサイト風景と、細〜い一輪車専用通路。遠くの小さな流し場。共有の炊事場もあり。

湖畔ということもあって、日中は釣り人やカヤックの人もいます。対岸の水明荘やお隣の山荘でもボートを貸し出しているらしく、デートやピクニックなどの日帰り客もいます。山荘の前で夜のバーベキューを楽しんでいる人たちも毎回見かけるので、ご近所さんの人気スポットなのかもしれません。夜になると日中客はみんな帰ってしまうので、静かな湖畔の暗闇が体験でき”低企画”気分もまあまあ。

湖畔であるためか、サイトは全体的に湿っぽい印象。美しいですが、朝の霧も深いです。まあ雨男の僕のサイトは、全国どこでも毎回湿っていますが。いつも使っている人の印象でもそうなので、足下はしっかりしたものを履いた方がいいと思います。


角度によっては対岸に人工物が。遠くにうっすら見えるのが山荘やバンガロー


占有も可能な配置で、小さなファイアープレイスも各所にあるので便利。

山荘の対岸ですから、角度によっては湖の向こう側に人工物が見えてしまいます。夜半も少し建物の明かりが視界に入るか。逆にサイトの背にあたる丘の部分は真っ暗で、そこをすこし上がったところにも林間サイトもあって、湖にべったりのロケーションさえ捨てれば、かなり低企画なしっぽり空気が味わえます。この林間サイトは、湖畔半周レース+斜面の荷揚げをせねばならず、さらに体力を要する場所ですから、空いている事が多いかも。がんばって引きこもりたい人には最適でしょう。(僕はまだ泊まっていません)


混雑時のお隣さんとの距離感はこんな感じ。これでも近いほうです。


脇の階段を上ったら、裏山の林間サイト。そこからも湖面は見えます。


お風呂なんてもちろんありません。地面は土も見える草地ですから足下は当然汚れます。山荘のお風呂が借りられるそうですが詳細は不明。キャンプサイト中央にある古〜いトイレははっきり言ってけっこう臭いです。季節によってはトイレの近くに張るのはやめたほうがいいでしょう。整備はされていますが、構造的に匂いはや虫は防げないのかも。水明荘を運営されているご家族はみなさんフレンドリーで丁寧。急に申し込んだり、サイトを変更したりといった対応にも朗らかです。マナーを守れば犬はOK。湖で気持ち良さそうに泳いでいる犬もいます。1〜3時間程度の裏山散策も各種案内されているので、ハイキングも楽しめます。

ここも規模から言うととても小さなキャンプ場。高規格ブームの正反対にある、昔ながらの雰囲気満載の、立派な”低企画”キャンプ場です。ありがたい。もしもここを好きになったのならば、みんなで末永く大切に使いましょう。


  


2009年10月29日

ホウリーウッズ久留里キャンプ場/千葉県 ☆☆☆

ホウリーウッズ久留里キャンプ場/千葉県 ☆☆☆
詳しくはこちら http://www12.ocn.ne.jp/~holywood/



まずは近場から。都心からアクアラインを飛ばせば1時間弱の超近距離キャンプ場。標高も低く、丘陵というか里山のような場所。天気も都心とほぼ同じなので、急に思いついても東京の空模様をみながら気軽に出かけられます。しばらくは我が家のホームになるとおもわれる場所。試したい道具を持ち出してみるにも格好の実験場です。この移動時間なら1泊でも楽です。



オーナー自らが、できるだけ最低限の設備で、なにより森を大切にしています!と言い切る潔さ。
都内に近いこともあって”森林浴”そのものがホウリーウッズさんの商品価値。

決して山奥のような深さはないものの、低地ながら木々は豊富。森をうまく整備して、各サイトにハンモックを吊るせるピッチで木々が立っているのがうれしい。ハンモックの貸し出しも有り。
サイトによっては、木々に囲まれるように設営できる場所もあるので、空いている時はよく探してみるといいでしょう。敷地入り口付近には、洗い場やトイレ、管理小屋や東屋、そして敷地の端には大きな鉄塔が立っているものの、一切の人工物を視界から避けられる場所は多いので心配ありません。


奥の方に設営すれば、暗闇度は満点。夕焼けもきれいでした。少し雨が降ったので、星は拝めず。



地面は腐葉土とウッドチップ等で柔らかめ。高地のように風も強い場所ではないので、少々緩いペグも位置固定程度に考えればいいかも。心配ならロングステークを。

柔らかい地面は、木々と共にこのキャンプ場の生命線であるため、混雑時は車はサイト端の所定位置に停めるルールはありますが、平日などの空いている時には、オーナーもキャンパーのリクエストにとても寛容です。ルール通りの位置に駐車しても、ほぼフリーオートサイト状態で、車のすぐ近くに荷物も下ろせて、そこからキャンプを始められます。



車が通れる通路はもちろん舗装などされてはなく、サイトよりすこし固めの土。
土曜日でも隣とこれぐらい離れた余裕の区画。区画は地面に目安のロープが張られている程度。ちょっとこのロープが白くて目障りですが、柔らかい土に目印をつけるとすれば仕方もないか。

注意点をあげるとすれば、都心からとても近いため、キャンプ場全体や、部分を貸し切りにしたCMやドラマの撮影ロケが入る事。
事前に状況をチェックしたほうがいいでしょう。

オーナーさんが高い志を持って自身のキャンプ場を運営していらっしゃる感じが伝わってきます。決して大きなキャンプ場ではありませんが、手作り感満載の温かい場所です。ファシリティーに関しては、清潔な小さめの水場と、まあまあな簡易トイレがちょこんとあるだけ。場内に風呂はないそうです。しかしながら、自販機で飲み物買えますし(アルコールは飲まないので未確認)、ボンベや薪、炭、ちょっとした最低限の消耗品なら管理小屋で売られています。

絶景もありませんし、川や滝まであるような大自然でもありませんが、心地よい森の空気の中でゆっくり過ごせます。とてもいい感じででコンパクトな”低規格”キャンプ場です!!

マナーを守れば犬もOK。遠くでしたが小さな子供連れもいたので、固定杭に長〜いリードを取り付けて、犬ものんびりしておりました。
お互いに軽くごあいさつを交わすような気持ちのよい客層で、リピーターも多いそうです。

自分のサイトでの焚き火は、焚き火台使用で許可されています。
僕が行った時は「宝探しキャンペーン」を実施していましたが、普段は特にイベントが盛んな訳ではないようです。
このまま静かな森であってほしいものです。






  


2009年10月27日

”低規格”キャンプ場 格付け



僕の言う”低規格”は、完全に褒め言葉です。キャンプ場のみなさん、お気を悪くなさらず。


”低規格”とは言葉どおり、最近多くなったの”高規格”の逆の意味。
少々の不便はキャンプの楽しみの一つ。電気も洗濯も、サウナもレストランも、カラオケも案内放送も、温かい便座もいりません。
そういう世界から脱出したくてキャンプに来てるんです。遠くのトイレが少々臭くても、絶対にクレーム申し上げません。
美しい自然と、最低限の安全管理と整備、ちょっとした気配り、僕にとってはそれが最高のサービスです。

ここでは、独断と偏見で勝手な☆を付けて、限りなく”低規格”に近いキャンプ場を紹介できたらと思います。情報があったら、ぜひお願いします。お互いに秘密の場所は秘密ということで。
☆は5つで満点です。細かな項目分けは面倒なので、全体感の☆だと思って下さい。
ちなみに車で行けるキャンプ場に限定しています。



「低規格の条件」

土俵みたいで、建て売り住宅的な区分けがないこと。
なんとなく自然な区分けで大丈夫ですから。もちろんフリーサイトはポイント高し。


各サイトの表札や、場内案内板は適度な大きさであること。
分かれば事足りるので、視界にデカイ看板を掲げないで。


青白い光が見えないこと。
自販機の光や、できれば炊事場の明かりも蛍光灯使用はヤダ。


空いているならば、設営場所の決定権はお客にあること。
うちは混雑時には極力行きませんから。管理の都合で管理棟の近くに限定なんて最低です。


夜は限りなく真っ暗であること。
近所の施設や街灯が見えないといいな。


使いやすい運搬道具があること。
壊れたリヤカーは嫌だ。できれば駐車場が近いか、乗り入れできるとなお良し。


オーナーやスタッフが普通の人であること。
面倒くさそうな感じや、ちょっと変わった人格はご勘弁。


犬連れに寛容であること。
禁止なんてもってのほか。マナーは飼い主の責任であり、キャンプ場のせいではない。


焚き火台はOKであること。
直火までは求めませんが、焚き火台も禁止の共同ファイアーサイトは嫌だ。


ちょろちょろ客を監視しないこと。
まあフリーすぎて地元のヤンキーがバカ騒いでいたら追い出して下さい。


最低限の消耗品は常備販売していること。
忘れ物が多いので。。。


アスレチックな遊具の類いがないこと。
ウッディーな人工物は、プレハブよりも気持ちが悪いです。客寄せイベントもできるだけナシで。

値段で客に媚びないこと。
安いからいいでしょ、タダだからいいでしょ、っていうのは運営ではありません。少々高くてもいいです。


客層がいいこと。
地域の民度のせいではなく、キャンプ場の姿勢が客を作るのだと思います。(生意気ですみませんが)


お客を信用すること。
禁止事項ばかりがてんこ盛りの注意書きプリントはいりません。



真夜中に月明かりだけでもくっきりと光る湖面。


、、、書き出したらきりがないですが、どこの山も野原も砂浜も、国や自治体や誰かの権利モノであるこの国で、ゆったりと自然の中でキャンプがしたいという欲求は、キャンプ場の存在にかかっています。すばらしいキャンプ場を運営されている方々を心から尊敬申し上げます。できればそのまま”低規格”キープでよろしくお願いします。





















http://www12.ocn.ne.jp/~holywood/  


2009年10月26日

Moss/Stargazer GT

Moss/スターゲイザーGT


吊り下げ式なので、ちょっとデザインがメカメカしていて、気に入らない点もあるけれど、所有していたテントのなかでは最も優秀なテント。Stargazerの Seattleモデル がもったいなくて室内用にしていた頃、外用テント(いやいや、テントですから、、、)として出動していました。eBayでアメリカから購入した際には、最初から値段も高かった上に、なぜだか香港から入札勝負を仕掛けられ、熱くなってずいぶんなお値段で落としてしまいました。それはさておき、GTは設営も撤収もとても簡単、たいへん機能的です。出入りもしやすく、室内の広さもばっちり最高でした。



フライシートは素材的に伸びが少なく、ピシッとは張れないけれど、吊り下げフックのおかげで本体とレインフライの距離はきっちりキープで、安心の防水性能には大満足。開けた出入り口のドアをまとめておけるサイドポケットや、室内天井に吊り下げるネットも付いていたりと、使いやすさのための機能がうれしい。




赤いポールがメカっぽくて、”今”な感じ。天井のメッシュはStargazer Seattleモデルよりも透け具合がいい気がする。空がとてもきれいに見えます。内側からメッシュを塞げる点も、冬には嬉しい機能。




新旧そろい踏みの記念ショット。もちろんMossも好きだけど、MossのGTシリーズも大好きです。書きながら思い出してますが、改めて良く出来たテントでした。信頼できるキャンプ仲間のところに養子に行ったので、すぐにまた会えるでしょう。





  
タグ :MossStargazer


Posted by kaka at 23:24Comments(1)テントやタープ

2009年10月26日

Moss/Hooped Outland

Moss/Hooped Outlandの中国生産モデル。


山の近くにサブの仕事場があって、いつでもキャンプができるようにサブセットを置いてあるのですが、その主力。モスラのようで、Moss/Olympicの子供みたいですが、一人キャンプならいいサイズです。Mossのなかではとてもコンパクトですが、もうちょっと軽いと他の使い方もあるかなあ。チルアウトするには室内はとっても狭いです。外で焚き火でもして、ゆったり夜も更けてから、あとは寝るだけという使い方をしています。けっこうポールの張りが強く、シンプルなくせに設営に時間がかかってしまってます。


中国生産のモデルはレインフライがピ〜ンとしません。最初は知らずに汗をかきつつ、一生懸命がんばって工夫していましたが、いろいろ調べると、形は同じでももともと伸びづらい素材だとか。まあ触れば分かる話ですが、ピ〜ンとしていないテントは気持ち悪いなあ。その点をあきらめれば、濡れても乾燥は早いし、汚れ落としも簡単な素材です。使い慣れた他のテントに比べると、小さくて可愛いので、できればフライをかけたくありません。写真もボケ〜ッとしてしまいました。





  


Posted by kaka at 22:41Comments(0)テントやタープ

2009年10月26日

Mountain Hardwear/ Kiva Light

大人2名と荷物でも余裕のワンポールテント。大きめのティピ型が欲しくて手に入れたものの、あまり使っていません。念のために車に積んでいます。


ポール一本で簡単に立てられるので、多人数でのキャンプでは、サイトの横っちょにサッと建てておいて、荷物置き場にしたりしています。40D リップストップ ナイロンによる幕の質感はちょっと好きですが、オレンジ色が強いのでメッシュインサートなしではちょっと眠るのは辛いかも。あと、写真にはありませんが、ボディーにプリントされたMountain Hardwearのロゴデザインはどうもオモチャみたいで好きになれません。


純正ポールの突っ張り調整も楽です。ウッドデッキ上での天日干しの写真ですが、土の上ならさっさと周りをペグダウンして、真ん中に一本入れるだけで完成です。

メッシュインサートを入れると3.2kg+ペグ類という、ワンポールのくせに重いこと、そしてどうしてもこのオレンジ色が他の道具と合わないので、トレッキングにも持ち出せません。ただの倉庫ではもったいないとても優秀なテントなので、使ってくれる人に養子に出すことに。





  


Posted by kaka at 22:16Comments(3)テントやタープ

2009年10月26日

Moss/Stargazer Seattle model

Moss スターゲイザー/シアトルタグ


苦労してアメリカからほぼ新品を購入も、とても美しく貴重なモデルなので、もったいなくて連れ出せず、家の中で張っては眺めて「外では使わないテント」という、不条理な立場になってしまっていました。

僕は本当に「雨男」でして、ほぼ、いや100%雨に降られます。もったいなくて保管してしまう気持ちも分かっていただけるでしょうか。でも他のテントを使ってキャンプをしてみても、あまり面白くありません。他のテントも好きで所有しているのですが、やっぱり一番気に入った道具を使ってあげたいものです。

たとえいつまで保管したとしても、どのみち経年変化や加水分解は進みます。温度と湿度を管理できる”ワインセラー”ならぬ、”テントセラー”でもあれば話は別ですが、それでも年月だけは誰にも止める事ができません。他のガムデンモデルに比べると、ペタッとした感じも、匂いもほとんどない、せっかくの優良個体。ガンガン使って、最後まで使い切る!と決めてからは、ずっとうちの1軍レギュラーです。雨でも風でも一緒です!


コンパクトなキャンプにも納まりよし。




毎回雨に降られますが、丁寧に乾燥させ、汚れも拭き取り、できるだけ風通しのよい管理をしています。今のところ防水も撥水も問題なし。匂いもぺったり感もなし。このままがんばれ。


スターゲイザーを愛用しながらの雑感は下記のとおり。

良い点

「設営&撤収が簡単」
同サイズのポールが2本なので、奥様でも設営可能。

「室内の色」
室内の色味がナチュラルなベージュで、精神的にも負担がありません。ビビットなオレンジやイエローグリーンな空間は普段の生活でもありえませんから、テント内の色はとても大切な要素だと思います。

「室内の広さ」
大人2名と荷物や道具がいろいろ入れられます。

「スターな天窓」
夕刻のフライシート装着までは、空がきれいに望めます。星空を見たくて探していた頃に出会ったテントなので、"Star"な部分は重要です。


悪い点

「フライシートが本体に触れる」
うまくペグダウンしたり、曲りぐせのついたポールを通す時に本体の張りを微調整しておかないと、フライシートとの隙間の取り合いがしっくりいかず、フライと本体が触れ合ってしまった場所から水が滲みます。まあどんなダブルウォールテントでも、きちんと張らないと同じ問題は起きますが、このテントは少し隙間が狭いので、慣れるまでは苦労しました。フライを張ったら、中に入って内側から本体の各所を手で押して点検です。荷物も壁に触れないように配置します。光が透ける明るい時間にやりたい作業です。

「入り口が汚れる」
フライシートの入り口ドアは、下に巻き取る形なので、雨天の出入りの際にどうしても踏んでしまいます。スターゲイザーのGTタイプのように、サイドに巻き取れると雨100%キャンプでも気になりません。

「前室の機能」
靴が濡れない程度の前室で、傾斜もあるので、激しい雨天の出入りでは入り口付近の内部が濡れます。入り口近くに「ぞうきん」はマスト。ヘプタウイングを連結させたり、全体をを大きなタープで覆うのも考えましたが、12fのパラウイングを入り口に被せる形で設営し、思い切って玄関にする方法を気に入っています。

「通気や換気」
フライシートは後部に窓がありません。対策としては、本体の後部ドアを少しメッシュにして、本体とフライの隙間の空気を取り入れるしかありません。このテントは自分が最後まで使い倒すつもりなので、いずれはどこかのプロにお願いして改造するつもりです。
通気問題だけではなく、夜中に外でガサガサ音がした時なんて恐怖です。そういう音はなぜだかいつも必ず後部から聴こえます。

「フライを張った形」
どうもフライ姿が好きになれません。フライなしがとっても美しいだけに、ほんとうに残念。

と、まあいろいろと一長一短はありますが、シルエットがとても森に馴染みます。
苦労も多いですが、デザインとは必ずしも機能だけを指すのではなく、たたずまいの話であってもいいかと。


いつまでたっても好きになれないフライ姿。



気に入っている室内の光。日差しの強い朝も、西日の夕方も、テントの中の色は落ち着いています。多連泊では特に重要。



雨の日の工夫その1 ちょっとウイングと触れるぐらいの具合が雨を防げました。



雨の日の工夫その2 美人なパラウイングには気の毒ですが、木にも協力依頼。
ちらっと見える白いグランドシートは、建築に使われるタイベック。軽くて丈夫で100点。



2名には広さ十分な室内。天井も高く、チルアウトなキャンプのホームです。  


Posted by kaka at 01:02Comments(7)テントやタープ

2009年10月24日

ピクニックバスケット考察 Pinel &Pinel編

カスタム・トランク  by Pinel & Pinel

いろいろとピクニックバスケットや、お金持ちのおバカなトランクを紹介しましたが、それらはすべて、このピネルピネル のカスタム・トランクシリーズへの布石だったのです。なんというか、いろいろな趣味を、それぞれそのまま詰め込んでまとめた感じの様々なトランク達。半分冗談のようで、けっこう真面目な面構えです。コンセプト提案と見せ方の巧さはが織りなす、ちょっとブラックなメッセージは、もう現代美術です。
もともとは上質な革加工を得意とするフランスのバッグのブランドらしいです。パリのColetteで展示されていた、たくさん引き出しがついたトランクを見てからずっと気になっていました。別にキャンプとかアウトドアに関わらず、こういうなんだか「やりきっている!」ものが好きなんです。ほとんどが受注生産だそうです。そりゃそうでしょうね。くわしくはフランス語と英語ですがこちらでhttp://www.pineletpinel.com/pinel-fr/index.php
お気に入りを集めました。さらっと見て下さい。どれほどやりきっているのかを!


Movie Trunk  映画鑑賞そのものを、野外に持ち出すんだって。??? う〜ん深い。



i-Trunk おなじみAppleの”iコンセプト”が巨大なトランクに。ジョブズの考え方の正反対かも。



スキーに行くためのトランク。っていうよりは、行きたい人が家の中で眺めながら雪山への思いを馳せるって感じでしょうか。狙撃ライフルのように組み立てたいものです。



こちらはPic Nic Trunk のピネルピネル版。
 ”あなたがシャンパーニュブランチに必要とするかもしれないすべてを一つにまとめました。足りないのは「執事」だけ” だそうです。



ロースタイルです。この感じはキャンピングです。



MSRじゃないですよ(色味は似ていますが)。圧巻のセット内容です。美しい!
低企画キャンプ場の汚い洗い場で、ガシャガシャこれを広げていたらもう、、、、しかも背筋を伸ばした執事が。。。




極めつけです。




その名も「Kibako」。 なんと盆栽を外に持ち出します! ”盆栽の完全な成長システム装置をそのままの状態で持ち出せる「森林トランク」”だそうです。この子を連れて森でシャンパンですかね。そのまま森に植木を返してきなさい!ってツッコミたくなるという、深〜い作品。




そのKibakoに付いてくるらしい、盆栽剪定キット。スノピの焚き火セットに通じるやりすぎ感。素敵!

Pinel&Pinel(ちなみにご夫婦ね)のカスタム・トランク恐るべし。

  


Posted by kaka at 16:40Comments(2)理想のキャンプ

2009年10月24日

ピクニックバスケット考察 番外編

いやあ、なんでも詰め込んでみたい病というか、パンクなお金持ちの考える事はすごい。
かのカール・ラガーフェルドが発注したというiPodを20個収納するためのケース。わははは。



なんでiPodを20個も持っていたいのか?って聞くのは野暮。きっとこういう人は「たくさん持っていること」が大切なので、プロダクトとしてのiPodの存在姿勢への敬意なんてどうでもよし。ちょっと変わったお金持ちの無茶って、いつもドキドキしますね。大好きです。
http://www.sybarites.org/2006/12/fendi-ipod-case/

もっといました。今度は中国のお金持ちです。
ルイ・ヴィトンへの特別オーダーで作られたスペシャルトランクです。
注文は「砂漠や山中でもテレビやネットが見られて、友人らと一緒にコーヒーを楽しむためのトランク」だそうで、太陽光発電、液晶TVやDVDプレイヤー、コーヒーマシーンなどなどと埋め込んだそうです。
製作には1年と数万ドルが費やされたとか。もう最高です。もっともっといろいろやって下さい!!



おまけ。これもルイ・ヴィトンのもの。"Louis Vuitton Tambour Mysterieuse Calibre LV115"
これは特注ではないので、だれでも買えます。2500万円ですが。


ケースの革の感じは今のルイ・ヴィトンなのかなあ。まったく詳しくないのですが、時計一つにこれだけの装備。ケースだけでもずいぶん高そうですね。  


Posted by kaka at 15:28Comments(0)理想のキャンプ

2009年10月24日

ピクニックバスケット考察

かっこいいピクニックバスケットの数々


これはもうお手本です。特注で現代版を作ってもらいたい。




これらは”マジ”アンティークのピクニックボックス達。1930年代のものからあるそうです。
ヤフオクではなくマジオクBonhamsに出品されたコレクタブルな名品の数々。
納められたカトラリーからナプキンまで、当時のものが完全に揃っているものも多いそうです。
http://www.bonhams.com/cgi-bin/public.sh/pubweb/publicSite.r?sContinent=EUR&screen=index


日本の文化ではこういうバスケットものは見られないけれど、昔の欧米上流階級の遊び感覚ってなかなか粋です。
映画タイタニックでも「お引っ越しですか?」ってほどの荷物(家具や絵画まで)持ち込んで船旅に臨むシーンがあったり、映画「シェルタリング・スカイ」でも、いったいいくつのトランクを持ってくの?ってほどに大小さまざまなトランクを持って(いやいや、お付きの人に持たせまくって)辺境に降り立っていました。

ちょっとしたピクニックでも考え方は同じなようで、ピクニックだからって古新聞でも敷いとけばいいやとか、割り箸でいいや、紙コップでいいや、と手を抜かず、きっちりとトランクやバスケットに納めた、日常と変わらずに輝くカトラリーセットを持ち出す訳です。もしかすると、いつもより余計にピカピカに磨いているほどでしょう。心意気でしょうか。

前から気になっていていろいろ見ていますが、アーカイブできるほどの知識も、歴史的見地もありません。
ただその「ツメツメ収納感」と、アウトドアを全く恐れていない贅沢な「素材感」、開けたら始まる「ワクワク感」、ゴアやプラスチック素材のない「ナチュラル感」が大好きです。詰め方の参考としてはけっこうGOOD 。いろいろ載っけておきます。


同じ柄のナプキンがかかっているところがニクイ。



この張り出しだったら、バーナーも乗せられるなあ。



イエローが上品。食器はホーローのようです。



全部ピカピカのカトラリーが藤の素材に合っています。

Bonhams http://www.bonhams.com/cgi-bin/public.sh/pubweb/publicSite.r?sContinent=EUR&screen=index

関係ないですが、正反対に、ショーンペンの傑作映画「Into the wild」の主人公クリスは、必要最低限のものだけ携えて、様々な日常の品々を捨てながら、身体とバックパックひとつでアラスカに向かいました。裕福な家庭から旅立った彼の貧相な「装備」を見るだけでも、彼が振り切りたかったもの「ピクニック・バスケット的」な詰め込まれた幸せが見えてきます。。。。って、映画の批評でもなんでもありませんが、豪華なバスケットの画像を整理しながら、ふとクリスの気持ちになってしまいました。
まあ僕はタイタニックもシェルタリングも、イントゥーザワイルドも両方好きです。そういえば、どの話も旅としては決して幸せに終着しませんね。  


Posted by kaka at 14:13Comments(0)理想のキャンプ

2009年10月24日

システマティックの参考例

理想のキャンプ&ピクニック装備の”まとめ方”参考例。

John Whaley のPicnic in Bed


ベッドで食事をする習慣のある人に向けたデザインプロダクト。
天然の竹素材(スノーピークみたいなやつかな?)と、セラミックでできた
”エコフレンドリー”な「ベッドのピクニック」だそう。
ユニット展開とか、スタッキングの方法なんかは野外モノでも十分活用できそう。

こういう「お膳」があれば、ほんとうはうちのキャンプにテーブルって必要ないかも。
ご飯食べ終わったら、イスと焚き火と読書と瞑想だから。




詳しくはこちら
http://www.thedesignblog.org/entry/an-eco-friendly-picnic-in-bed-by-john-whaley/  


Posted by kaka at 13:16Comments(0)理想のキャンプ

2009年10月24日

Box Lunch

BOX LUNCHというこの画像、どこで見つけたのか覚えていないのですが、
ずっと気になって持っていました。(どなたか権利的にまずかったら教えて下さい)



なんとなく自分の目指す、オートキャンプのキッチンシステムって、こういう感じです。
バカみたいですが、オールインワンでいろいろくっ付いていて、これだけ持ち出せば屋外でまったりできそうな、まさに「装置」ですね。こういうギミックというか、考え方がとても好きなのです。

ところでほんとうに売られていたんでしょうかね?
作れそうな気もしますが、けっこう重くなることは確実です。  
タグ :box


Posted by kaka at 05:19Comments(2)理想のキャンプ

2009年10月21日

GENTOS/Explorer EX-737NX

ジェントスのエクスプローラー737
LED技術の革新も落ち着いたところで、いったいいつまでアウトドアLEDライトは「明るさ」一辺倒の競争を続けるんでしょうか?舞台照明やスタジオ照明の世界では、とっくにマルチカラーチェンジャーの技術競争中だし、クリスマスのピカピカ装飾しかり、ケミカルな青白い光で満足しているのはキャンピングライトぐらい。ほんとにあの青白LEDを見ると、わざわざ自然の中にキャンプをしにきた気分を都会に引き戻されてしまいます。


電球ランプをやめて、LEDに乗り換えた時に、いくら探してもこのエクスプローラー737ぐらいしか小型昼光色LEDはなかったです。他のメーカーであっても、0.5W程度では低規格キャンプ場の真っ暗なポッとんトイレでは怖くて使えません。

「暖色」を売りにしているこの737と、同シリーズの大型777も使ってみましたが、その大きさと重さもずいぶんなのですが、全体的に漂う安っぽいプラスチック感が、もう論外のレベル。


エクスプローラー777の悲しいプラスチック感


737はけっこう使えます。1.5Wの暖色LEDは、多くの人にはきっと暗いでしょうけど、内照のための反射板であるフタをとれば、そこそこ足下を照らせるハンドライトに。そのまま下に向けてテント内にぶら下げれば、夜間の明かりとりにも。天井高のあるテントで読書灯にするには明るさ不足なので、枕元に置かねばなりません。暗いモードにすれば、周りに迷惑のかからない明るさなので、僕はこれを3~4個持って行って、テントの入り口や大きく張り出したガイラインなどにぶら下げて、暗闇の中で小さく各所をお知らせするのに活用しています。正確には測っていないけど、電池の持ちも申し分なく、2~3泊のキャンプで夜中につけっぱなしでも電池交換はした覚えがないほど。

737のデザインはまあ許せるギリギリかなあ。もうけっこう付き合いが長いので愛着すら感じます。防水のフタの感じがなんとなくG-SHOCK的なテイストで、何も考えなかったと思われる777よりは100倍マシです。


小型化の中で仕方がなかったのかも知れないけど、付属のプラスティックのつり下げ金具を付けると、安定しないので立てる事ができません。フタをはずし、上に向けて立てて読書灯にするにはとても不便。
この点だけは777のようにフックが畳める方がいいと思う。UCOのキャンドルランタンとほぼ同サイズなので、ケースを共有できる点もGOOD。


777の飛び出しフック

とにかく光の色にこだわると、まだまだ選択肢がほとんどない「暖色LED」製品。
デザインが良いものが出るのを待っています。
  
タグ :ランタン


2009年10月21日

Tony man/ ツーバーナー

Tony man/ ツーバーナー
PRIMUSのファイアーフレームツーバーナーのようで、
カセットガスが使える便利な無名道具。


ゴトクも大きくて、大きな鍋を載せても余裕です。



はっきりとした出力値は不明ですが、他のものと比べても遜色ないので、3000kcalぐらいはあると思います。
季節を選んでゆる〜いキャンプに出かけることが多いので、キャンプガスよりもカセットコンロボンベのほうが
なにかと便利。標高が高い時はパワータイプでOK。


トニーマンって誰?って感じですが、製造国の表示もないまま、しっかりユニバーサルなカセットコンロ仕様。


ずいぶん前に「何だこれ?」と思ってオークションで入手。
脚が畳めて、けっこうコンパクトになります。
出品者も特に詳しくなかったと思われ、まったく出生が謎の製品です。

そんなところがすごく気に入って愛用しています。
誰かこいつの事情を知っていたら教えて下さい。  


Posted by kaka at 00:22Comments(0)ストーブや火器